CREATIVES

  • 255

IRW Pavilion

本プロジェクトは、デジタル加工技術による、未使用材の新しい加工方法を試行したものです。未使用材とは未発達材や間伐材、製材後の残材等、幹の直径が小さく、製材加工できず使用されない材木のことを示します。製材でない丸太材をデジタル加工技術によって、情報化し加工することで、規格化とは異なる新な生産方法を導き出すことを目的にしています。デジタル加工技術として、CADソフトのライノセラス、そのプラグインであるグラスホッパーによるシミュレーションでロボットアームを操作しました。ロボットアームは主に自動車の製造ラインなどで使用されている産業用ロボットです。今回のワークショップではロボットアームの先端に自作の冶具をつくりチェーンソーを装着することで、従来の加工技術では難しい丸太材を加工しました。

前へ